全国のオンブズマン関係者700名以上が参加した仙台大会は8月30日、31日に仙台国際センターで開催されたが、
第10回の記念大会として誇れる、盛大かつ内容的にも大変に素晴らしい大会であった。
分科会は他の出席者から報告があるため、大会全般の報告をする。
第1日は大会関係者挨拶の後、新海事務局長が「市民オンブズマンこの10年」と題しオンブズマンの歩みをパワ
ーポイントを使用し興味深く説明した。
其の後、第一回大会でも講演をされた評論家佐高信氏が「いま、日本を読む―政官財複合国家を撃つ視点」と
題し基調講演をされた。現小泉政権を罵倒し、竹中平蔵大臣をサッチー以下とこき下ろした。
小泉は「クリーン」だが「タカ」であり、「ダーティ」で「ハト」なYKKの加藤紘一の方がまだ良いと述べてい
たが、私としてはピント来なかった。石原莞爾についても触れていた。
今後オンブズマンに何を期待するかと言った、真面目な話も多少は期待していたのだが。
午後は5会場に別れ、分科会が開催された。
「議会改革」「談合・入札制度改革」「包括外部監査」「公共事業」「情報公開」私は「談合・入札制度改革」
分科会に出席した。熱心な報告がなされたが、時間が無く質疑が出来なかった点が残念である。
懇親会は従来と嗜好を変えて、「アンサンブルオーケストラSENDAI」による演奏で幕を開いた。各地の銘酒が
多数用意され、酒豪の人にはたまらない物であったであろうと想像される。料理も郷土料理等豊富であり会場は
遅くまで盛り上がった。
第2日は全体会議で、5分科会の報告があり、続いてそれぞれ各地での活躍の状況が報告された。最後に大会決
議を採択し大会を終了した。
仙台の皆様ご苦労様でした、来年は函館で開催されます。
以上
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