● 議員海外視察について 望月文雄 ● 新市長所信表明 市政への考え方を傍聴して 塚本 ● 便宜供与ファイルの開示決定放置 黒田達郎 ● 「十字路」 ★:川崎のまちづくりとは 佐々木玲吉 ★:オブザーバー参加の経緯 山田健治郎 ★:佐藤貞男格言新集ー9 佐藤貞男 ● 会計報告 |
−新市長は市民の期待にこたえているか?− |
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代表幹事 篠 原 義 仁
新しい1年が、また幕あきし1カ月が経過した。私たちは、昨年12月の会報の主張
(江口武正代表幹事)で、11月29日に阿部新市長に提出した要請書に関連して、
高橋前市長を批判して当選した新市長に税金のムダ遣いを追及し、「財政の再建」を果
たしてほしい旨述べて、その期待を表明した。
何も変っていない。高橋市政と同じ答えが、第三セクター問題だけでなく、川崎縦貫
道汚職事件や南伊豆保養所用地裁判に関しても寄せられた。就任間がないための結果な
のか、それとも選挙公約とは裏腹に何ら質的変化のない市政が誕生したのか。一回の対
応にこりることなく、私たちは、もう一回「阿部川崎新市長に期待する」として「阿部
新市長の実行の姿勢に注目し、期待したい」と思う。
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資料総数542枚をチェックしました。2000年度(平成12年度)分424枚、 2001年度分118枚ですが、毎年こんな役に立たないものを資料として保管し、 資料公開でコピーすれば1枚10円掛かるわけで、会として5420円の出費で、 交通費は個人負担です。分析に掛かった時間は?
3の問題点があるように思いました。
799.540円× 2人= 1.599.080円
議会では「一人当り65万円以内とする」と決定されたのに145.540円
増加が2人、135.540円増加が13人、80.250円増加が1人と全
員の旅費が議会決定の65万円という枠を超えています。 と記載されています。戻入額は2人の辞退者が出たための清算金額縮小による ものと考えられます。2001年度の旅行会社は近畿日本ツーリスト(株)が一 人当り192.000円で落札、決定されています。それなのに何故、一人当 り291.540円の支出が認められるのでしょうか。
次は視察目的ですが、川崎市が当面している施策に関係・必要とするのかとい
うことでしょう。 視察報告書の中のカンヌ市の項では、「市議会では、49人の議員がおり、 市長と議長等は1000ドル程度の実績費用として支払われ、他の議員は無償 であるとのことであった」という記述がなされていますが、個人的な感想は1 人も述べていません。 国際関係、経済、福祉、IT関連、環境、まちづくりと視察の区的は多様です が、特定の目的のために設立された委員会であれば、視察目的地を絞り込んで その地に滞在して目的の視察・研究を続けるでしょう。多方面の視察で、自分 たちに一番身近な問題が示されたにもかかわらず、不利益になることを想像し てコメントを控えるような視察旅行は批判されるべきでしょう。 3点目は入札を指定する旅行会社が3社に絞られているということです。 2000年度は3社とも同額の1人当り65万円という入札でありました。 説明会参加の1番目の業者、JTBの落札理由が判然としていません。2001年 の場合、議会予算20万円に対して、近畿日本ツーリスト(株)が192万円で 落札していますので一応納得はできますが、入札指名旅行会社が3社に絞られ ていれば、3社での談合を否定することは困難でしょう。
以上のような分析結果で判断する限り、議員の海外視察旅行の存続は疑問に
思えます。皆さんはいかが判断をなさりますか。 |
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多摩区 塚本 |
―1月9日、外務省の不作為を提訴− |
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情報公開市民センター事務局長 黒田達郎
外務省報償費情報不開示の訴訟に関連して情報公開市民センターの高橋理事長が公開請求
している便宜供与(国会議員などの渡航に関わる在外公館における接待費など)の支出ファ
イルが、請求後6ケ月を経過しても開示・不開示の決定をしないままに放置されていること
に対して去る1月9日に外務大臣を相手に違法確認訴訟を提起した。
これまでの経緯
開示決定の延期
開示決定放置の本当の理由
詳細は当センターのホームページ(http://www.jkcc.gr.jp)の「外務省報償費訴訟は今、
全記録」をご覧ください。 |
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≪川崎のまちづくりとは≫
佐々木玲吉
ひるがえって、それでは何故、川崎にKCTがFAZが設営されるに至ったのであろうか。
それは今から10数年前集中豪雨的輸出として、アメリカを始めとする諸外国より非
難されたわが国は、それでは輸入も促進するのだという政府の方針が決定され「四
全総」として全国に輸入基地を増設することになり、その一つが川崎に割り当てら
れたものです。 ところで今また川崎で総合企画局により「サイエンスシティ川崎戦略会議」なるも のが元東大の総長をされた吉川弘之氏を議長として先頭に押し立ててまちづくり都 市計画が進められてきています。昨年8月8日に開かれた第一回会合のレジメを入手 しましたが、中には次ぎのような件があります。
これらの事から行政・高級官僚は自らの仕事をやり易くするため、大先生方の威光 を利用しているものであり、われわれは会のメンバーの肩書にまどわされる事なく 、事態をしっかりと見つめていかなければなりません。再びKCT、FAZのような莫大 な税金の垂れ流しをふせぐためにも。 終わりに「サイエンスシティ川崎戦略会議」「川崎臨海部再生リエゾン研究会」は 一ヶ月或いは二ヶ月に一度位で会合を開いているようですが、メンバーは一度出席 すると3万円程の謝礼がでるそうです。参考までにそれぞれの会のメンバー表を掲 げておきます。 ******************************************************* ≪オブザーバー参加の経緯「多摩区・健康の森」への関心から≫
山田健治郎(多摩区枡形1丁目在住)
3年ほど前、川崎市の各区で市民が主体となって推進する「健康の森」の多摩区の
候補地に、この「東生田緑地」があげられ近隣の自治会に検討委員会への参加が呼び
かけられた。 ******************************************************** ≪佐藤貞男格言新集―その9≫
佐藤貞男
現在の人類の動きを見ていると、オゾン層を壊し、海洋、河、湖は濁し、雨は酸
性化、森林は伐採による砂漠化、農地は都市集中化により、生産激減と荒廃、民
衆の難民化にも係わらず政界は国民無視の中央集権を目指し、権力、勢力剥奪戦と
いじめによる紛争と戦い、経済界は儲け、出世第一主義、派閥の取り合い、私利
私欲と怠慢経営、能力、努力不足による崩壊と倒産、個人は便利さと手抜きを求
め何も出来ない駄目人間。人情も無し、話、道理も弁えぬつくねん棒。 |
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収入 | 支出 |
前期繰越 54,407 会費(112名) 326,000 資料販売 19,000 寄付金 115,239 雑収入 21 収入合計 514,667 |
会報発行費(22〜26号) 73,976 会議資料 3,435 公文書写し代 15,520 訴訟経費 1,240 旅費交通費 35,940 通信費 20,194 全国会費 20,000 雑費 1,096 支出合計 191,001 残高 323,666 |