私たち「かわさき市民オンブズマン」は、現在2つの住民訴訟を提訴しています。
1つは市議会議員の政務活動費についてです。令和元年及び2年度については秋田恵、本間賢次郎、各務雅彦、吉沢直美議員の広報・広聴費などについて提訴しています。詳しくは右の最近の話題欄で報告しています。 もう1つは、川崎市民ミュージアムの収蔵品水没についてであります。2019年10月台風19号によって、地下収蔵庫に収められた22.9万点に及ぶ絵画、写真、映画、ポスター、漫画などの収蔵品が、浸水により壊滅的な被害を受けました。これらの収蔵品は収蔵品は、①川崎市が巨額の税金を投入し購入したもの、制作者や遺族、管理者から川崎市が②寄贈を受けたもの、あるいは③寄託されているものです。
台風19号は河川の氾濫が相次いだ1958年の狩野川台風に匹敵する可能性があると気象庁は10月11日に厳重な警戒を呼びかけ、台風接近後は川崎市が避難指示まで出していた。 ところが、川崎市は、貴重な収蔵品を浸水から守るためにほとんど有効な行動を何もしていない。大雨が降る前に、地下収蔵庫の収蔵品を2階以上に運び上げる作業あるいは別の場所へ退避させる作業など一切行っていません。この訴訟は、市の管理責任と文化に対する姿勢をただすものです。被害の状況及び全国の美術館、博物館等に携わる人々による被災品のレスキューの様子を市民ミュージアムが作成しています。以下にリンクしておきましたのでご覧下さい。
市民ミュージアム収蔵品の被害状況とレスキュー作業のビデオ
お時間がありましたら、ぜひ傍聴してください。皆さんが注目していることを示せば、裁判官も変な判断はできません。よろしくお願いします。
今後の予定は、
活動予定をご覧ください。
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最近の話題
●政務活動費
市議会議員は、報酬の他に月額45万円の政務活動費が支給されます。政務活動費は後援会活動のような議員となるための費用や個人的な費用には支出できません。市のホームページには「政務活動費は、次の表に定める政務活動(調査研究、研修、広報、広聴、要請、陳情、各種会議の開催、各種会議への参加等市政の課題及び市民の意思を把握し、その内容を市政に反映させる活動その他の住民の福祉の増進を図るために必要な活動をいいます。)に資するため必要な経費に充てることができます」とあります。
詳しくは市のホームページをご覧下さい。政務活動費についての、市の指針。
来る11月7日横浜地裁で行われる政務活動費訴訟の裁判では、証人尋問が行わせます。出廷するのは三宅、青木、野田、織田の各議員です。政務活動費のtu使途にいてどのような弁明をするのか見もの、聞きものです。市民の皆さんも関心をお寄せになっていると思います。13時30分から17時までですのでぜひ傍聴に来てください。
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