十字路★★★ |
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市の土地開発公社の保有土地は約1300億円、このうち5年以上保有の土地は 約1100億円にも達している。土地購入の原資は銀行からの借入金である。市が保証 人となるため、公社はいくらでも銀行から借入ができる。かくして、膨大な塩漬け土地 が生じることとなった。この土地の処分損は将来数百億円に達する可能性がある。それ は、いずれ税金で穴埋めしなければならない。しかしこれまで、問題は隠されてきた。 問題を公社の段階に止める形で先送りし、一般会計の予算や決算に表すことを避けてき たからである。 同じ様な問題先送りは、赤字経営が続く第三セクターのかわさきファズ (株)、かわさき港コンテナターミナル(株)などにも見られる。市に財政運営の放漫 さには慄然とする。そのうち何とかなるだろう、の呑気な姿勢が感じられる。しかし、 何とかなることはない。放漫財政運営・借金過多のつけは、子や孫など後の世代に極端 な行政サービスの低下、増税、公共料金のアップなどの形で、確実にやってくる。何と かしなければならない。それは後世代に対する我々の責務である。 今回、わがオンブ ズマンの指摘を受けて、市はやっと保有土地の改革を開始した。今後の取組状況を市民 は注視する必要がある。通常、アドバイスした程度では市はなかなか動かない。 従って場合によっては、改革を促すには住民から監査請求や行政訴訟を提起するのも止むを得 ないと思われる。わがオンブズマンは、川崎縦貫道汚職に絡む払い下げ土地の原状回復 訴訟(一審勝訴)や南伊豆土地購入疑惑訴訟を起こしているが、これも止むを得ないと 言えよう。こうしたわがオンブズマンの活動は市に嫌われるであろうが、長い目で見れ ば逆に感謝されることになろう。水の低きにつくが如く正しいことに従うのが、結局は 市にとっても一番得になることなのだから。
わがオンブズマンの活動に大きな意義を感じ、主要メンバーの方々のこれまでのテベ
ントウの活動に深い敬意を表するものであります。 |
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われわれオンブズマンは税金の無駄づかいを指摘し、議会のあるべき姿に正す 運動を行っていますが、われわれの運動はまだまだ必要であると痛感した次第で す。 韓国の参与連帯にも見習い、このような政治家には投票しない事も必要でしょう。 来年も尚一層目を光らせて、行政を、議会を、そして警察を見張っていきまし ょう。 朝日新聞11月2日神奈川14版「共産会派の同乗拒む・県議会他会派……城山 町の視察で」そして同新聞11月3日声欄「批判する議員村八分とは……横浜の 主婦」をぜひお読み下さい。 |
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介護保険のグループにカウンター越しに声を掛け、督促状の封筒をかざす。女性の 職員が立ち上がって私の要件を確かめ、二つ目の机の男性職員に要件を伝えた。 彼は私が差し出した督促状と被保険者証を確認してから、奥へ行き口座振替納付(自 動払込)届のファイルを出してきて、望月の部分を幾枚か開き、私の届けが無いという。 夏の暑いころ銀行で自動払込の手続きを済ませたという私も依頼者控えが紛失してい て、強くは押せない。銀行へ行って確かめることにした。その間、手前角の机では座 っている女子職員に立った侭で話している女子職員がいた。私の交渉は10分位続き、 銀行へ行ったが、その時はまだ二人の話は続いていた。 銀行では順番待ちの後、来意を告げ、自動振込みの手続きの確認をする。8月2日 に完了している由、私は福祉センターからの督促状を示し、事情を尋ねた。窓口嬢は 奥へ下がり、チーフを連れてきた。チーフは「自動払込届は銀行のセンターから、各 福祉センターへ普通郵便で発送しますから」という。私は念の為に再度自動払込の書 類を作成し、銀行から福祉センターへ郵送する書類は自分が預かって届けることにし た。前回の郵便物の配送に疑問を抱いたからだ。 銀行のチーフも納得して「よろしくお願いします」と低姿勢。再び田島福祉センタ ーへ。先ほどの男性職員は電話中で待たされる。立ち話しの女性職員はいない。隣の グループには課長クラスの職員が目をキョロキョロさせている。電話が終わった職員 が来る。私が「8月2日に銀行は手続を終えています」と話すと彼は又、奥へ行き先 程と同じようなファイルを持ってきて開いた。少し分厚いファイルの開かれた処には 私の悪筆サインが見える。介護保険料の欄には私が間違えて記入した国民健康保険の 番号の上に赤字で255465と番号が記入されている。 職員が言った「この赤い数字以外は望月さんのものですね、変更は御座いますか。 同姓同名の人が居たようですので」と、私は無いと答え、未振込み分の納付書の再発 行を促した。彼は12月分までを発行してから、首を傾げ「あ、12月分は間に合い ます」と発行した納付書の12月分を取り除いた。何で私の言い分を受けて未処理の ファイルを調べないのだという不満が湧く。 田島地区福祉センターの100以上と思われる机の数、職員と同数としたら、どん な仕事をしているのだろう。数日まえ、川崎市は財政赤字解消の一助として、公共料 金の値上げ施策を議会に掛けると発表したのだ。土地開発公社の1312億円の不良 負債を市民には隠しておいて。一般会計の赤字補填に500億円の起債は市政だより で発表はしたが。川崎市の財政赤字の原因は何。どうするの、市長。 |
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何よりも、全国市民オンブズマン連絡会議塩漬け土地専門委員会の担当責任 者という役割を果たす上で、情報の収集と発信の基地としての機能は、都内は もとより思いもかけない所(愛媛新聞等)からのマスコミ取材申し入れや、取 材協力・講演依頼等に対応出来たことで充分発揮できたと考えている。 又、塩漬け問題については、自治大臣宛「塩漬け土地改善」申し入れに始ま るここを拠点とした活動の中から、今年4月自治省の「47年公拡法通達の全 面改正」や同じく7月の「土地開発公社健全化対策」9月「全国1594土地 開発公社ごとの全保有地・塩漬け土地情報公開」等の国の対応を引き出せたこ とは大きな成果であった。
これをもとに川崎市がこの10月健全化対策の指定第1号となり、内容は別
として市公社の健全化に踏み出したことは特記して良いことと思う。 それにしても「塩漬け土地問題」はかわさき市民オンブズマンの活動に大き なエネルギ−を注入してくれたと思う。この問題がなければ、かわさきでのオ ンブズマンの活動はこれ程の展開はなかったのではなかろうか。そのエネルギ −をベ−スに、「三セク」・「談合」や「個別外部監査請求」という政令市で 初めて(初めて好きの川崎市の影響か?)の問題にも取り組むことができた。
これらの活動の中でこれ程までに何度も厚かましく記者会見を求める市民団
体もないであろう。快く受けてくれる記者クラブの皆さんには只只感謝のみで
ある。
『行政に市民の風を吹かせよう』と。
TEL044−857−1280 |
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「一言の謝辞もない駄文
われわれかわさき市民オンブズマンは、本年4月21日FAZへの公金投入の是非
を問うて第1回目の監査請求を行い、その結果、外部監査人によって、われわれ
が情報公開請求によっては入手できなかった資料により、川崎市がFAZに対して
請求すべき金銭上の権利を長年に亙って放置して来た事実が明らかにされたのだ。
監査委員は自らの責務に無力であったことを確認し、市長に対して外部監査人の
意見を尊重すべしと進言したのではないのか。そして自らも外部監査人の意見を
最大限尊重すると公言したのではなかったのか。
川崎市長は、FAZに対して土地の権利金に対する請求すべき利子を多年に亙って
(平成7年3月29日から平成8年4月1日を経て平成12年7月7日にいたる
まで)放置し、市の財政に損害を与えているが、本年かわさき市民オンブズマン
の監査請求に基づく外部監査人の監査の結果、その職務の懈怠が明白となり、漸
くFAZとの利子確定の交渉に臨んだものである。交渉は進捗していない(平成12
年7月より平成12年9月25日に至るまで6回に亙る折衝)。早々に結論をだ
すべきである(平成13年3月31日というのは余りにも遅い)。計数オンチの
監査委員の無能を補い、市の財政上の損失を回復する成果を齎した、かわさき市
民オンブズマンの活動に深く感謝するとともに、今後も市民の意見に耳を傾ける
べきである、と。」 |
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稲も汗して後実る |
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私は市民オンブズマン地域活動センタ−でお手伝いをしている関係上、この 健全化対策のことを少し勉強することができました。そして判った事と言えば、 何故?どうして?これが健全化対策なのか?? という疑問だけでした。 財政局管財部長、総合企画局企画部長、財政局財政部長、土地開発公社事務 局長他そうそうたるメンバ−で何回も協議した結果だそうですが、家計を預か る立場の人間として、皆さんとこの健全化対策なるものを一緒に考えられたら と思い、投稿致しました。 もちろん一般の家計と市財政の違いはあるでしょうが、お金を有効にムダな く遣う点は同じではないでしょうか。いえむしろ市財政の方は「税金」と言う 市民から預かっているお金。個人のお金でしたらそれこそ宵越し銭は持たない という江戸っ子のように、何に遣おうと何も言えませんが、税金をムダに遣わ れることだけは絶対にあってはならないと思います。
さて、本題の健全化対策の中身の疑問というのは、例えば
何にしろあちらこちらを買い、みな草茫々にしておき、利息だけを払い続け、
ムダに眠らせています。一日600万円もの税金が利息として消えていくこと
をどう考えているのでしょうか。本当に必要なもの迄資金調達が出来ない為に
先送りにしてしまう。こんなムダ遣いがあるでしょうか。 |